私が、施術をおこなう際に注目している「誤作動」について説明させていただきます。
身体が誤作動を起こしている状態とは、筋肉に「動け!」と命令を出している神経系統の誤作動と思ってください。
人間の骨格筋は勝手に動いていません。動かそうとした瞬間に、脳から運動神経を伝って指示が出され動かすことができます。この一連の流れにちょっとした不具合(誤作動)が起きると、実は筋肉がうまく使えていない状態になっています。しかも、このわずかな誤作動を自覚することはなかなか難しいのです。
なので、様々な検査をして評価をすることがとても大事と考えております。
ここでセルフチェックをしてみましょう!
まずは真っすぐに立ってみましょう。
そして、モモ上げをするイメージで片足立ちをして、画像のように右の股関節と右膝を90℃に曲げ3秒くらいキープしてみましょう。
その時に画像のように真っすぐに立ち3秒くらいキープできれば、体(筋肉や神経系)が上手く使えていることの目安になります。
もし画像のように真っすぐ立てず、ふらついたり、上半身が曲がってしまったり、バランスを崩して足上げの状態がキープできない場合は、体(筋肉や神経系)が上手く使えていない可能性がかなり高いです!
右だけでなく左もやってみましょう!
いかがでしたか?
片方だけふらつく方や両方ともふらついたりバランスを崩してしまう方など、何かしら反応が出たのではないでしょうか?
あくまで一例の検査になりますが、このような簡単な検査で筋肉の神経系の誤作動を発見することができます。
特に体に痛みなどの自覚症状がなくても、このような簡単な動作が上手くできていないと何かしらの不具合が積み重なり後々ツライ痛みや症状に悩まされる可能性大です!
筋肉の神経系が誤作動を起こした状態で日頃の生活、仕事、運動などをすれば体に余計な負担が蓄積されていき結果として体のどこかが悲鳴をあげることになるのです⇒怪我、痛み、症状